1922年3月3日 全国水平社創立
そこで水が平らなように、人間社会は本来平等であるべきとの考えから、経済・職業の自由、人権の確立を希求のために水平社を組織された。
宣言文は、自らも差別と迫害に絶望し、自殺を図ったこともある西光万吉が記した。
このような宣言から始まり、差別と闘う決意を述べ、最後にこのように絶叫した。「全国に散在する吾が特殊部落民よ団結せよ」
これを聞いた会場に集まった人々は涙を流し、互いに抱き合ったという。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」
こうして、封建社会の世から酷い差別を受けてきた被差別部落が立ち上がるのであった。
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