1917年11月7日 ロシア十月革命

注釈

ロシア臨時政府のケレンスキー内閣は戦争を継続しつつ右派・左派の妥協を模索した。

だが、左派を代表するレーニンは、戦争継続を主張する政府を糾弾し、全ての土地の国有化を掲げ「全ての権力をソヴィエトへ」のスローガンで民衆の支持を集めた。

この日、首都の防衛隊や艦隊の水兵たちが武装蜂起すると、たちまちペトログラードの官庁や冬宮が占拠され、ケレンスキー・ロシア臨時政府は転覆した。

これを受け、レーニンは自らを議長とする人民委員会議を組織し、ソヴィエト政権の樹立を宣言した。


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