1915年5月31日 三浦環がロンドンで蝶々夫人公演
当時、ドイツに留学していたが、戦争を機にイギリス・ロンドンに移った。
そして、ロイヤル・アルバートホールでジャコモ・ブッチーニのオペラ・「蝶々夫人」でデビューした。
この演技が大きく評価され、三浦の下には欧米のオペラからの公演依頼が次々舞い込んだ。
ブッチーニ自らも蝶々夫人を現実の女性にしたのは貴方が初めてだと、最大限の賛辞を送ったほどであった。
三浦は生涯で蝶々夫人に2000回以上出演し、日本人が西洋音楽を演じる力があることを見せつけた。
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