1914年5月2日 読売新聞紙上にて身の上相談開始

注釈

読売新聞は、結婚や離婚、家庭問題や婦人の職業問題など、男女関わらず思案に余った事の相談相手となると予告し、婦人附録の中で身の上相談を開始した。

他人の中傷がもとで妻と離婚をしたことを悔やむ男性。

夫の女遊びが発覚して離婚したいと悩む女性。

男に接吻されて嫁にいけないと悩む少女。

女にたぶらかされて受験に失敗した青年。

衝動買いややけ食いに走る婦人。

転職やセクハラ、ダイエット、起業まで、ありとあらゆる悩みが寄せられた。

他人に相談しにくい悩みに記者が親切丁寧に回答してくれることから、相談の手紙は1日に50通近く寄せられた。

中には読売新聞社を訪れる者すらいたという。


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