1920年9月10日 映画に文部省認定マーク付与

注釈

映画は最大の娯楽であったが、悪質な映画が度々社会問題を引き起こした。

青少年が、犯罪を助長するような映画に触発されたり、暗示を受けたりして犯罪を起こす例が後を絶たず、少年監獄の収容者が急増していた。

それ故に、児童が映画を見ることが禁止していた地方もあった。

この度文部省は、子供たちが安心して映画を見れるように、映画を児童向き、家庭向き、一般向きと区別し、省認定マークをつけることとした。


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