1913年5月28日 イゴール・ストラビンスキー作曲のバレエ組曲・春の祭典が初演

注釈

この日、パリのシャンゼリゼ劇場は騒然となった。

異なるリズムが同時進行し、不協和音が激しい音響を作り出す。

あまりに自由奔放で革新的なバレエ組曲「春の祭典」に対し、観客席は野次や口笛が飛び交う事態となった。

作曲家ストラビンスキーは、自然が生まれ変わるダイナミックな勢いを表現する為に、この春の祭典を世に送り出した。

1年後、春の祭典がパリで再演された時、ストラビンスキーは絶賛で迎えられる事になる。


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