1920年5月26日 東京市が路面改良局を新設

注釈

東京市の道路事情は劣悪であった。

市内で舗装されていた道路はわずか7キロ程度に過ぎず、晴れれば砂埃が立ち、雨天なら泥だらけになる有様であった。

これを解決する為にはコンクリート舗装を行うしかないが、その前に道路排水のために下水を整備しなければならず、大事業になることが予想された。

そこで東京市は5000万近くを改修費として計上し、天皇も東京市の道路改修補助費に300万を下賜した。

こうして本格的に東京の道路改良が始まるのであった。


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