1913年3月8日 警視庁が「おいこら」禁止を訓示 注釈 2023年01月09日 2023年01月28日 従来、警官は車夫や馬丁に話しかける際に「おい」とか「こら」など粗暴な言葉を使っていた。 これが血気盛んな車夫馬丁を刺激してトラブルの元になっていた。 そこで警視庁は、言葉遣いを「もしもし」に改め、無用な摩擦を起こさないよう、通達した。 しかし。長年の慣習をそう簡単には変えられず、相変わらず口の悪い警官が多かったようである。 庶民の間では、言葉遣いを注意される警官を皮肉って、会話の中に「もしもし」を乱発することが流行した。 1913年の年表へ