1915年9月25日 東京帝大の山極勝三郎教授が皮膚癌の人工発生に成功
これに対し、山極教授は刺激説を採用し、研究を続けていた。
山際教授が注目したのは、コールタールを扱う職人に皮膚癌が多かった事である。
そこで教授はウサギの耳にコールタールを塗り続ける実験を行い、ついに人工的に皮膚癌を発生させることに成功した。
これによりタバコを日常的に吸う人が喉頭癌になりやすいなど、慢性的刺激と癌の因果関係が証明された。
この功績により山極教授はノーベル賞候補となるが、受賞には至らなかった。
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