1916年10月10日 憲政会結党

注釈

加藤高明内閣という大隈首相の構想から端を発し、同志会、中正会、公友倶楽部ら大隈内閣政権与党の間では合同の気運が高まっていた。

大隈はこの非政友会系合同実現まで、政権に居座って時間稼ぎを行った。

そして、加藤を総裁とする新党結成の見込みが立つと、衆議院の過半数の力を以って一挙に加藤を首班に推そうとした。

大隈の野望は元老によって潰されたが、日本の政界に政友会と憲政会という二大政党制を担う大政党が誕生した。


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