1912年1月6日 アルフレート・ウェゲナーが大陸移動説を発表

注釈

ドイツの気象学者アルフレート・ウェゲナーはこの日、驚くべき学説を発表した。

曰く、南北アフリカ、ユーラシア、アフリカ、インド、南極は3億年前には一つの超大陸(パンゲア)であり、その超大陸が平行移動したのが現在の姿である。

その証拠にブラジルと南アフリカでしか発見されていない化石があり、両大陸の山脈は分断されている形である。

そしてその大陸移動は現在進行中であるとした。

大陸移動説は長らく学会で受容されなかったが、地球の表面が固い岩盤(プレート)で形成されているというプレートテクトニクス理論が発達によって実証されるに至った。


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