1913年6月23日 高峰譲吉が国民科学研究所の設立の必要性を演説
曰く、日本は近代化に成功したとは言え、産業の基礎である知識は欧州の借り物に過ぎない。
日本が今後発展するには、科学を研究すべきである。
それを実現する為にはドイツのカイザー・ヴィルヘルム研究所のように、2000万円もの費用で大規模な国民科学研究所を建てるべきである。
この値段は軍艦一隻よりも安いではないか。
この高嶺の主張は後に渋沢栄一や大隈重信を巻き込み、国民科学研究所構想は動き出すのであった。
1913年の年表へ
スポンサーリンク 広告